大会社 K26 ・メモ2

☘️ 大会社とは?

⇒ 次の要件のいずれかに該当する株式会社をいう。

① 最終事業年度に係る貸借対照表に資本金として計上した額が5億円以上であること。

② 同じく貸借対照表上の負債の部に計上した額の合計額が200億円以上であること。

※ 事業年度の途中で例えば、資本金が6億円になったとしてもその時点から大会社になるのではない。

 最終事業年度にかかる定時株主総会で承認を得た貸借対照表により決まる。

 

🔲 大会社の機関設計

 

○ 大会社は、監査役会及び会計監査人を置かなければならない。

(以降次のように略記。監査役会+会計監査人必置)

・公開の大会社 = 監査役会+ 会計監査人必置

(社外取締役の設置義務)

公開会社かつ大会社で監査役会設置会社金融商品取引法の規定により有価証券報告書内閣総理大臣に提出しなければならなあものは、社外取締役を置かなければならない。

 

・○○委員会○設置会社 = 監査役置けない。ゆえに大会社でも監査役会不要。

・非公開の大会社 = 会計監査人必置

なお、取締役会を置かないとする機関設計可。

 

○ 大会社= 会計監査人必置

・○○委員会○設置会社= 会計監査人必置。

ゆえに大会社でなくても設置の必要あり。

※ ○○委員会○設置会社

= 監査等委員会設置会社+ 指名委員会等設置会社のこと。(両者とも委員会がついている。記憶の便宜のため)

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