2023-01-01から1年間の記事一覧

支配人

支配人 支配人は、会社に代わってその事業に関する一切の裁判上又は裁判外の行為をする権限を有する。 支配人の代理権に加えた制限は、善意の第三者に対抗することができない。 支配人の選任・解任 ・ 取締役会設置会社では、取締役会の決議で(それ以外は…

会社の継続

会社の継続 株式会社は、次に掲げる事由によって解散した場合には、清算が結了するまで、株主総会の決議によって、株式会社を継続することができる。 ① 定款で定めた存続期間の満了 ② 定款で定めた解散の事由の発生 ③ 株主総会の決議 (休眠会社のみなし解…

株式会社の設立(メモ32出資)

設立 発起人 ・発起人の資格に制限なし。その住所は、国外でも可。 ・ 発起人は、定款を発起人が定めた場所に備えおかなければならない。 出資 (32から) ・払込金保管証明 → 募集設立では、出資の払込を取り扱った銀行等に対し払込まれた金額に相当する金…

株式の分割

株式の分割 1 株式の分割 例えば、株式1株を2株にすること。 A種類株式1株を2株とする場合、新しくA種類株式1株を交付します。他の種類の株式を交付することはできません。株式無償割当では、他の種類の株式の交付可。 2 決議機関 株主総会決議(取締役会設…

募集株式の発行

募集株式の発行 株式会社の資金調達のひとつとして新たに株式を発行することをいいます。自己株式を交付することも同じ手続きの中で行います。 (自己株式=株式会社が保有している自社の株式) 1 募集事項をきめます。 (1) 株主総会の決議で次の事項を定め…

取締役会と代表取締役

取締役会と代表取締役 ○ 取締役会の最低人数は3人で、その中から取締役会の決議で代表取締役を選任します。 ○ 取締役会を置かなければならない会社 ・公開会社 ・監査役会設置会社 ・監査等委員会設置会社 ・指名委員会等設置会社 ○ 取締役会を廃止する場合…

株式会社の設立 (出資)行政書士試験

株式会社の設立(出資) 会社をつくるためにはまず、会社の根本規則である定款を作成しました。次は出資について定めます。 1 発起人全員の同意で次の事項を定めます。 ① 発起人が割当てを受ける設立時募集株式の数 ② ①の設立時発行株式と引き換えに払い込む…

現物出資(株式会社の設立)

現物出資 1 株式会社を設立する場合に現物出資をするものがいる場合は、その旨を定款に記載しておかないと効力が認められません。金銭以外の財産を出資する者がいる場合、財産の評価額と株式の割当が妥当でない場合が生じてくるおそれがあるためだと思いま…

会社法(行政書士▪初学者のメモ)

1 株式会社の設立 株式会社を設立するパターンとして発起人だけが出資(株式の引き受け)して設立する場合と発起人の他に出資者(設立時発行株式を引き受ける者)を募って設立する場合がある。(会社法による設立) 株式会社(以後、単に会社と記述)の設立…

株式の譲渡制限(行政書士試験▪初学者のメモ)

1 株式の譲渡制限 株式は、譲渡することができることが前提です。株式は、購入して手に入れるのでその購入代金を回収するためには、他に譲渡できなければ回収できませんから。 でも、この株式の譲渡を制限することができる株式を発行することも認められてい…