2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今日のメモ(債権の消滅・第三者弁済)

□ 債権の消滅ー弁済ー第三者の弁済 □ 第三者の弁済 債務の弁済は、第三者もすることができます。 債権者にとっては、債権の満足を得れればそれで OKという場合もあるでしょうから。 ただ、第三者が弁済できない場合もあります。 〇 第三者の弁済が認められな…

今日のメモ(債権の消滅)

□ 債権の消滅 債権は、例えば、売買契約で買主が代金を支払えば 売主の代金を請求できる権利(債権)はなくなります。 (債権の目的である給付が実現されると債権は消滅します) 債権が消滅する原因は、他に消滅時効の完成により消滅するなど 権利一般の消滅…

今日のメモ(債務の引受け)

□ 債務の引受け □ 免責的債務引受 債務の引受けとは、債務の同一性を維持したまま 引受人に移転することであり、 免責的債務引受けは、引受人のみが債務を負担し、 債務者は債務を免れる形になります。 〇 引受人は債務者が債権者に対して負担する債務と 同…

今日のメモ(債務の引受け)

□ 債務の引受け 甲の乙に対する債務を丙が引き受けて弁済する パターンが債務の引受けとなります。 (債務が同一性を維持したまま引受人に移転する) 債務の引受けによって 従来の債務者が債務を免れるパターン(免責的債務引受け)と 免れることなく引受人…

今日のメモ(債権の譲渡-6)

□ 債権の譲渡 □ 将来債権の譲渡 債権の譲渡は、既に発生している債権だけではなく 将来発生することが予定されている債権も 譲渡できるようになっています。 1 債権の譲渡は、その意思表示の時に 債権が現に発生していることを要しない。 2 そして、債権が…

今日のメモ(債権の譲渡-5)

□ 債権の譲渡-5 □ 債務者の抗弁 債務者は、対抗要件具備時までに 譲受人に対して生じた事由をもって 譲受人に対抗することができます。 甲の乙に対する債権を丙に譲渡した場合において 債務者乙が同時履行の抗弁権を有していた場合には、 債務者乙の承諾に…

債権の譲渡‐4

□ 債権の譲渡 4-2 □ 債権が二重に譲渡された場合の処理 債権譲渡の対抗要件は、債務者以外の第三者に対しては 確定日付ある証書による通知(承諾)となります。 第一の譲受人への譲渡は、単なる通知にとどまり、 第二の譲受人への譲渡は、確定日付ある証書…